先週、市内の中学校の職場体験授業で中学生6名を裁判所に引率する機会がありました。中学生を法廷傍聴に連れて行くと、まず裁判(特に刑事裁判)が公開されていて、自由に傍聴できることに驚きます。刑事裁判では、手錠に腰縄を付けられた被告人が目の前に現れ、そこでも驚きの表情が見てとれます。
おそらく今までの人生で接したことのないであろう被告人という存在に尻込みするのかと思いきや、「よく顔が見えないので一番前の席に座ってもいいですか?」と聞かれ、こっちが驚いてしまいました。引率する身としては、それだけ真剣に学び取ろうとする姿に思わず嬉しくなりました。
傍聴を終えた後には事件を担当した裁判官とも話をする機会が設けられ、中学生にとっては貴重な体験ができたのではないでしょうか。将来この中から熱意を持った有能な弁護士が誕生してくれることを期待しています。
弁護士 市村陽平