先週末、日頃お世話になっている寺院の方の紹介で、京都国立博物館で開催されていた親鸞聖人生誕850年特別展に行ってきました。

最終日前日だったためか、特別展はたくさんの人で賑わっていて大盛況でした。今回の展示品はまさに宗派を超えた全国各地のお寺や資料館から集められた選りすぐりの名宝といっても過言でなく、おそらく私が生きている間にはもう二度とお目にかかれないものばかりだったと思います。音声ガイドを聞きながら何度も行ったり来たりしたため、鑑賞し終えるのに1時間半程度かかったのではないでしょうか。

以前に面識のある方の実家で所蔵されている肖像画も展示されていてとても驚きました。また、西三河のお寺から出展された宝物も何点かあって、改めて西三河と親鸞聖人との縁の深さを実感した次第です。鑑賞後も感動冷めやらなかったので、グッズ売り場で図録を購入し、家に帰ってからも何度も見返しては余韻に浸っています。

弁護士　市村陽平