婚姻中に配偶者名義の預貯金を勝手に解約したとして、離婚成立後に依頼人が不当利得返還請求で訴えられる事件がありました。地裁で2年以上続いた事件でしたが、先日、判決の言い渡しがあり、結果は「請求棄却」でこちらの全面勝訴となりました。
私は過去にもこの種の裁判を経験したことがあって、当初の段階から理論構成とそれを裏付ける判例をいくつか証拠として提示したことで、相手の主張に引っ張られることなく、自ら設定した土俵の中に裁判所も引き込んで訴訟を展開していきました。
この他にも今月は3件の事件が和解で終結。年末が近づいてきたこともあり、今年も恒例の紛争解決シーズン到来です。
弁護士 市村陽平